JF3丁目

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洋楽名盤紹介 Rage Against The Machine - Rage Against The Machine(1992)

僕がRage Against The Machine(以下、RATM)で初めて触れたアルバム。

 

つまり、RATMにハマるきっかけになったアルバムです。

 

 

 

僕は中学生の頃マキシマム ザ ホルモンのギターボーカル、マキシマムザ亮君の影響で彼の好きなアーティストを聞き漁っていました。

 

亮君はRATMが好きらしくて、

「どんな音楽なんだろう?」

と、YouTubeでRATMを検索して、とりあえず聴いてみた。

 

1番上に出てきたのは1993年PinkPopにて演奏された

Killing in the Name

でした。

 

https://youtu.be/8de2W3rtZsA

 

正直、なにがいいのかわからなかった。

 

なんかボーカル常に怒ってて怖いし。

 

 

とりあえず2分ぐらい聴いてすぐ閉じた。

 

 

 

1週間後ぐらいにまたこの動画をなんとなく開いた。

で、またすぐ閉じた。

 

 

また1週間後、なんとなく開いた。

 

なんかこれがずっと続いて、毎日ずーっと聴くようになった。

 

当時のRATMの衝撃が強すぎて、体が受け付けるまで、慣れるまで時間がかかったのかな。(笑)

 

 

そこからはもっと他の曲を聴いてみたい!

と、CD屋さんに走ってこのKilling in the Nameが収録されているアルバムを買った。

 

Rage Against The Machine

- Rage Against The Machine(1993)
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ジャケットすごいよね。

 

Rage Against The Machineの音楽はすごく政治的なメッセージが強くて、アメリカを愛するが故に当時のアメリカを批判するような歌詞が多かった。(ていうか大半)

 

このジャケットもまた、

 

ジャケットには、アメリカ政府傀儡の南ベトナム政権による仏教徒差別に反対するため、1963年に焼身自殺した僧侶、ティック・クアン・ドック(Thích Quảng Đức)の写真が使われている[1]。また、その歌詞の内容などから過激な政治的メッセージや猛烈な社会批判への姿勢が見られる[1]。

(そのまんまWikipediaからコピった)

 

 

といった意味合いらしいです。

 

 

曲はというと、#1のbombtrackから超カッケー。

この曲、演奏するだけならそんなに難しくないんですけど当時ベース始めたての僕にとっては

 

「あのRATMの曲が弾けてる!」

 

と、下手くそながら音楽に合わせてずーっと弾けるいいお手本教材のような曲でした。(笑)

 

 

#2はあのKilling in the Name。

 

カラオケで歌うと

「とある事情により歌詞が掲載できません」

みたいなのでてきて笑った(笑)

 

 

 

Now you do what they told ya

(お前はやつらの言いなりになる)

 

 

 

っていう歌詞の部分があるんですが、

五回目のこのフレーズから、ギターが途中からブラッシング(チャカチャカとパーカッシブな音を出すこと)で入ってくるんですよね。

 

 

このブラッシングのチャカチャカした音がまた、聞き手が縦に揺れてノれるようになるんです。

 

 

 

タモリ倶楽部っていう空耳アワーで有名な番組がありますよね。

 

あの番組でこのフレーズが

「ナゲット割って父ちゃん」

に聴こえる!と話題になったことがありました。

 

あの番組でも、ギターがブラッシングで入ってきた時に演者さんたちがノリノリでナゲットを割るシーンが見られましたね。

 

シュールすぎて超おもしろかった(笑)

 

 

この曲のいわゆる2番になるのかな。

1回目のサビが終わったあとの2回目のこのフレーズでは

観客が

Now you do what they told ya!!

と合唱するのがお約束になってます。

 

 

 

 

個人的にこのアルバムでは#7のWake Upが好きです。

 

RATMは個人的にボーカルのザック、ギターのトムを中心に政治的でかつ、彼らの思想を元に怒りのエネルギーに増幅して音楽として発信しているというイメージがある。

 

そうした怒りとかのエネルギーが、聴く側の僕らにもすごく伝わってくるし、なにか心を動かすものになってる気がします。

 

 

僕は政治にも詳しくないし、特に思想も宗教も持ち合わせていないし彼らの意見に賛同・反対とかを表明する気はないけれど、彼らの音楽は大好きです。

 

 

ザックのラップ、めっちゃかっこいいよね。

体跳ねさせてくれる。

 

トムのギターは変態ソロも、サイレンのような

「え、これギターの音なの?」

みたいな音も、ジャキジャキしたカッティングもかっけー。

 

 

そしてその2人を支えるリズム隊。

ティムのベースは石臼を挽いてるようなゴリゴリとした音作り。

#3のTake The Power Backのスラップも超カッケー。弾いてて楽しいフレーズ。

 

 

 

基本的には重っ苦しい雰囲気で進んでいくこのアルバム。

歌詞はもちろん英語で初めて聴く人は英語の歌詞を聴き取れなくても

「なんかこの人たちめっちゃ怒ってない?」

って感じるレベルで怒りのエネルギーがビリビリと伝わってくるアルバム。

 

このアルバムは1stアルバムで、このあと2nd、3rd...と続くにつれさらに音楽としての完成度は上がっていくんですけど、

僕はRATMの中でこのアルバムが一番大好きです。

 

 

ぜひとも聴いていただきたいです。

 

 

音楽についてそんなに詳しくないからレビューにもなってないけど、

僕の大好きな「名盤」のご紹介でした。