JF3丁目

趣味のこととか、ただの自己満足記事を。

「とりあえずシーザーサラダ」という風潮を消したい

僕はチーズが食べられません。

 

 

 

好き嫌いは少ない方で野菜もお肉も基本なんでも食べられるんですが、チーズだけはどうしても口にすることができません。

 

 

厄介なことに、チーズ自体は「料理」ではないため、「チーズが使われている料理すべて」が僕は食べられないんです。

 

 

 

 

それに、チーズはかなり身の回りに溢れた食材でありまして、

「ごめん、チーズ食べられないの。」

と言うことで周りに気を使わせてしまう場面に何度も遭遇してきました。

 

 

 

 

 

 

幼い頃はチーズが大好きだった。

 

3歳ぐらいの頃、スライスチーズをそのまま食べてたのを覚えてる。

 

姉はチーズが昔から大嫌いで、僕がチーズを食べる度に

 

「えー、そんなの食べてるの?美味しくないでしょ?美味しくないよね?」

 

と、幼い僕を洗脳してきた。(笑)

 

 

すると思い込みとは恐ろしいもので、4歳5歳ぐらいの頃には全くチーズを食べられなくなり、今現在でも口にすることはおろか食卓に並ぶだけで気分が良くないレベルです。

 

 

恐るべし、姉の洗脳。

 

 

 

 

 

文化祭とかゼミとかで、学生で集まる機会がありますよね。

 

 

同世代で一つの目標に向かって団結しながら長時間作業をする。

 

 

長時間集中して作業するとお腹も減ります。

 

 

すると、その中で気を利かせてみんなのために軽食をオーダーする子が現れます。

 

 

こういう場面で頼むのにうってつけな食べ物といえば

 

 

 

そう、

ピザです。

 

 

 

切り分けられててみんなで食べやすい。

ファストフード感覚で手軽。

 

 

こんなうってつけな食べ物が他にありますか?

 

 

 

 

 

 

居酒屋に行くと、席に座ってとりあえず人数分のビールと、軽いおつまみを頼みます。

 

 

おつまみに強いこだわりをもつ人はあまりいないので、

「とりあえず適当に頼もうか」

ってなりますよね。

 

 

唐揚げ、焼き鳥数本、枝豆、サラダ

 

 

これらが並んでたら最初の1杯はおいしく飲むことができますね。

 

 

 

とりあえずこのへん頼んどきゃなんとかなるよね。早く飲みたいな。じゃあ呼び出しボタン押して〜

 

 

場の雰囲気はみんな飲みたくて仕方ない状況です。

 

 

店員さんがやってきました。

 

優しくて気の利く子は率先してオーダーをぱっぱと済ませてくれます。

 

「えーと、生ビールを〇個とこの枝豆と唐揚げと、焼き鳥をこれとこれと。」

 

「あと、シーザーサラダを1つお願いします。」

 

 

 

ん?

シーザーサラダってサラダ界の中でデフォなの?

 

 

周りのみんなも特に異論を唱えることなく、真っ先に運ばれてきたビールで乾杯が始まります。

 

 

 

このシーザーサラダが運ばれてくる現象。

今まで何度も経験してきました。

 

 

そして、チーズを食べられないと言うとみんなが

「あ、ごめんね。。」

となってしまうので、サラダに手をつけずに場のサラダがなくなるのをひっそりと待ちます。

 

1口も食べてないのをバレないように。

 

 

 

 

ただ、ここでも気の利く子がいるんです。

サラダを取り分けてくれる子がいるんです。

 

 

 

 

もうその善意で自分の胸が痛い。

申し訳なさすぎて帰りの交通費ぐらい出してあげないとチャラにならないレベル。

 

 

 

サラダを取り分けてくれる子に遭遇すると決まって僕はこう言います。

 

 

 

 

「あ、自分で取るから大丈夫だよ〜(笑)」

 

 

チーズが苦手なことをどうしても言えず、なんとかやり過ごします。

 

 

 

 

しかし、またその子と飲みに行くとまたシーザーサラダがでてきてしまうのでした。

今度はチーズつくねとともに。